今日という日がいつか、/SixTONESと私の話

 

いよいよ!ついに!なんと!
私たちの夏がはじまるぞーー!

みんなの夏が始まるのを羨ましく眺めている中、やっと今日、ついに。私の夏がやってきました。最初で最後の、一度きりの夏。たった一度きりの、お祭り。

ジャニーズJr.総勢300人が出演する東京ドーム公演。ジャニーズJr.単独での東京ドーム公演は2000年以来の19年振りらしい。それこそ、嵐や滝沢くんが出演していた頃だ。

ずっと待ちわびていた夏だけど。この夏は、なんだかなにかが起こる予感がしていて、すごく胸がざわざわしています。

ジャニーズJr. 8・8 祭り
〜東京ドームから始まる〜
伝説の日を、共に。

ジュニアがたくさん集まるお祭りだって思っていたし、メンバーだって同窓会みたいになりそうって言っていた。だからそれぐらいのつもりで構えていたら、この煽りときた。

「東京ドームから始まる」
「伝説の日を共に。」

事あるごとにデビューだと騒ぐタイプではないのだけど、さすがになにかあるのかとざわざわしちゃう。それは、どのグループかもわからないし、いいことかどうかもわからないけど。

おまけにドーム公演翌日には生配信であるすとらじが予定されている。

前置きが長くなったけど。なんとなく、なにかが始まる日ではあるのかなと思っているので。一区切りとして、記憶を記録として残しておきたいなと思い、この記事を書いています。

今、私が好きで好きでたまらないSixTONESについて。

私がSixTONESに出会ったのは、ちょうど2年前、2017年8月5日、Sexy Zone菊池風磨くんのソロコンサート、風is l ?のステージでした。正確には、もっと前から知ってはいたけれど。彼らをSixTONESと認識したのは、この日だった。

私は風磨くんのライブとしか認識してなかったから、まさかSixTONESに落ちるなんて微塵も思ってなかったんだけど。なんとか全員の顔と名前を知ってるぐらい。

ライブが始まって、ただただ風磨くんがかっこよくて、風磨くんの作る世界観に圧倒されていて、双眼鏡を覗いて風磨くんを探していたら、レンズに映ったのが北斗くんだった。すぐに動かして風磨くんを探せばいいのに、何故か目を反らせなかった。B.I.のメンバーで、クールで、友達が少ない。そんなほんの一握りの情報しか持ってなかったけど、こんなに綺麗に踊る人なんだ、って思った。ハッとして風磨くんに焦点を合わせたけど、それからなんとなく風磨くんだけじゃなくて、6人のことも気になった。風磨くんの作るライブは、Jr.がバックダンサーとしてではなく、メンバーとして立つのも大きかった気がする。
この頃は、Jr.のことをよくは知らなかったし、未知の世界だったから、こわいな、はまりたくないな、と思っていた。

この日から、彼らを大勢いるJr.のうちの1人ではなく、SixTONESだと、松村北斗くんだと、認識するようになった。

ふまぱら後に流れてきたEXのMCレポを読んで、めちゃくちゃおもしろいグループだな、と思って。

それでも私はSexyに夢中だったんだけど、夏が終わって、現場が少なくなる秋に差し掛かった頃、夏に見たかっこいい6人にどうしてももう一度会いたくなった。

この頃、Sexy Zoneが好きで仲良くさせてもらってたフォロワーさんで、北斗担の子がいて。今まではその子のツイートも、顔が好きだなってだけで流してたけど、目に留まるようになった。そのフォロワーさんと遊んだ時に、ちょうど松竹の少年たちが始まる前で、その子は少年たちLIVEに行ったあとだった。ふまぱらから北斗くんが気になっていて、少年たちを観に行こうか迷っている、という話をしたところ、絶対後悔しないから行った方がいい、と強く背中を押してもらった。舞台なんて見たこともないし、ジュニアの現場なんて行ったことなかったから悩んだ。悩んだけど、悩んだ挙句、チケットを譲ってもらった。しかも、せっかく大阪に行くなら、と何故か2公演分のチケットを押さえた。
(ちなみにこの頃は定価以下でのお譲りが多かったのに今はその10倍...スゴイネ)

そしてド緊張の中迎えた初舞台。それはもう、すごかった。

舞台をちゃんと観るのってたぶん初めてで、それこそ小学生の頃に体育館で見た劇ぐらいの記憶しかなくて。ライブにしか行ったことがないから、雰囲気もなにもかもわからなくていろんなドキドキでいっぱいでした。

そして少年たちという作品ももちろん初めてだった。あまり情報なく見たほうがおもしろいかなと映画と同じ気持ちで、あらすじなど特に予習せずに行ってしまったけど、十分すぎるぐらい、楽しめました。

会場が暗転し、幕が降りた舞台から、聞こえてくる北斗くんの声。わ、北斗くんだ!ってちょっとテンションが上がりつつ、これからなにが起こるのかわからない少しの不安と楽しみの中、幕が上がると最高にかっこいい彼らがいた。また会えた、って思いました。

舞台の感想としては、とにかくいい作品だった。本当になんの前知識もない状態だったから、ジャニーズエンターテイメントを想像してた。始まってみればそんなことなくて、ジャニーズってこんなに重いテーマを取り扱うんだって思った。正直、ストーリーをちゃんとは覚えてない。ごめんなさい。ただただ、彼らの生の迫力に圧倒されて、ひたすら泣いていた記憶がある。悲しいのか、すごいのか、なんでかわからないけど涙が止まらなくて、ああすごいな、って他人事みたいに思った。


そこから、SixTONESのファンになったけど、でもずっとSexy Zoneが好きだったから、そこまで熱があったわけではなくて。風is I ?、少年たち、Jr.祭り、サマパラ、と現場で何度も好きを重ねて、横アリで確実に落ちたな、と思う。

私は、ハマるのってタイミングだなと思っていて。ちょっと、Sexyを純粋な楽しいという気持ちだけでは追えなくなってしまったから。楽しいと寂しいがセットになるから、ほんのちょっとだけ距離を置いてしまっていて。ライブも全然当たらなかったし、タイミングだったんだと思う。
そこで、急遽決めて入ったチェンエラ横アリが、死ぬほど楽しかった。去年のSixTONES単独公演には入れなかったし、TDCではできる演出も限られるから。
だから、入ってびっくりした。こんなに、こんなにかっこよくて、最高にかっこよくて、最強で。でもこんなに楽しくて。会場が大きくなっても、距離が遠いとは思わなかった。

3月21日、CHANGE THE ERA -201x- 横アリ公演に入ったあの瞬間から、彼らを応援したいと思った。彼らの夢を見たいと思った。
今までは、好きで、楽しくて、ただそれだけだったけど、彼らと夢を追いたいと、見届けたいと、そう強く思ったから、その瞬間から私はSixTONESのファンだ。

それまでにも、Jr.界隈はいろんな動きがあって。SixTONESにも新しい仕事がたくさんあって。どんどん、毎日目まぐるしく変わってる。今日だって、19年ぶりのジャニーズJr.単独の東京ドーム公演がある。今日ここから、何が始まるのかもわからない。

Jr.って、不安定で、不明確で、不確定なことばかりで、決して明るい未来だけじゃないことはわかってる。だから、はまりたくなんてなかった。彼らを好きになってから、不安なことももちろんある。明るい未来が見えないなって、落ち込むこともあるけど。その何倍も、何十倍も、嬉しいことばっかりだから。彼らの未来を信じてみたいなと思ったし、きっと明るいと信じているし、私たちもその道を照らしてあげたい。デビューして、もっと広い世界で頂点とる彼らを見たい。

今日、ここ東京ドームから何が始まるのか。
まだなにもわからないけど。
きっと、何かが始まる。何かのきっかけになる。
それが、どうか、彼らにとっていい未来へと続いていますように。

今日という日がいつか、彼らにとって、忘れられない、色褪せることのない、大切な、かけがえのない日となりますように。

楽しみだね!!楽しむぞ!!!