嵐が愛している嵐へ/24時間テレビ感想

 

嵐さん、24時間テレビ完走おめでとうございます。

そして番組に関わった全ての方々、長い時間、本当にお疲れさまでした。

 

あまり文章がまとまっていなくて非常に読みにくいと思いますが、お付き合いください。

 

嵐が来年いっぱいでの活動休止を発表してからおおよそ半年が経ちました。たったひとつのアイドルグループの十分な猶予を持った活動休止発表がニュース速報になるほどに、世間的にも衝撃だったあの話題を、世間はもうとっくに受け入れている。

 

そもそも、アイドルグループの活動休止なんてみんなにとってはきっとただの世間話でしかなくて。翌日出社した時だって、仕事先の人だって、久しぶりに会った友達だって、みんな世間話みたいに話を振ってくる。さみしいね、大丈夫?なんて。大丈夫だよ、って言うしかない。うん、大丈夫だよ。でもね、その日が来ないとわかんないや。

 

私にとって嵐がなにかと言われるとうまい答えなんて出てこないけど、夢であり、道であり、憧れであり、癒しであり、興味の対象であり、心の拠り所であり、居場所であり、偶像である。つまるところ、私の大部分を占めているもの。まあまるっと言えば好き。大好き。愛してる。

 

嵐がいなくたって私は生きていけるけど、嵐がいるから私はとっても楽しいし、嵐がいるから知ることができた感情もたくさんあって、嵐が私の世界を広げてくれたし、嵐が私を強くしてくれた。嵐が、嵐は私の中ではなによりも大きい。嵐がいなければきっと、今の私はいなかった。

 

あの発表の日は、混乱して、泣いて、好きだなって思って、泣いて、でも好きで、よくわからなくて。次の日もやっぱり夢じゃなくて、WSはその話題で持ちきりで、これだけたくさんの人に愛されていたんだと知りまた好きだなって思って泣いた。次の日も、その次の日も、あの日から嵐の誰かしらが毎日テレビに出てこの話題について自分たちの言葉で語っていた。この完璧すぎる布陣がかっこよくてまた泣いた。だんだんとWSで取り上げられることはなくなっていっても、その話題が私の中で薄れることはなかった。

でも、意外と落ち着いていた。ずっと。

案外冷静だったのは、妙に納得してしまったのと、なにを見ても聞いても、今回の言葉でさえ、結局は嵐が好きだなと改めて思うだけだったから…でも実感がないのが大きいよね。

その日が来るまでたぶんずっと実感が湧くことはないし、その時なにを思うのかなんてなってみないとわからない。さみしいとは思うけどなんでっていう感情は不思議となかった。今までありがとうという気持ちでいっぱいだった。それに、嵐が決めたことだったから、彼らが自分の口から語ってくれた言葉だから、スッと受け入れられたような気がする。

まあきっと受け入れられてはないんだろうけど。気づかないふりして、知らないままの現実逃避。

 

そして先週の24時間テレビ

覚悟はしていた。最近はもうこの話題がテレビで取り上げられることはなかったけど、この番組は間違いなくそこに触れてくるだろうと。知ってた。でもやっぱり、しんどかった。

 

 

相葉くんが、15年ぶりにメンバーに手紙を書いた。

 

嵐の皆さんへ

メンバーに手紙を書くのは、20年間で2回目になります。
2004年の24時間テレビで初めて手紙を書かせてもらって、あの時は手紙を読んだ僕が泣きすぎて何を言ってるのかわからなかったと思うので、
前回の反省を踏まえてみんなに伝わるように読ませていただきます。

1999年にデビューして、20年が経つね。
1日1日を本気で、全力で生きてきたよね。
悔しい思いをいっぱいして、たくさん涙を流したから、心の底からうれしいことも笑えることも、たくさんあったよね。
使い方が合ってるかちょっとわからないけど、僕にとってメンバーは最愛のパートナーです。
自分の中で限界だと思った時も
みんなとだったら越えられてきて。その先にまた限界が来る。
メンバーがいたから、僕は成長させてもらいました。
本当に本当に感謝しか無いです。
世界中の感謝を集めても足りないくらい、感謝しています。

この2年、大きな決断をするために5人でも、各メンバー2人きりでもたくさん話し合ってきましたね。
5人が納得するまで、何度も何度も話し合いを重ねて、出した答えが、休止。
僕らで出した答えに後悔しないように、残念な結果にならないように、手と手を取り合って進んでいこうね。

20年経っていろいろと振り返って、過去の栄光にすがりたいなと思ったりもしていたんですけど、振り返ってる場合じゃないね。
僕らのやりたいこと、やりべきことは後ろにはないし、右でも左でもなく、まっすぐ前に進んでいこうね。

僕は休止と書いて“パワーアップ”と読むと思っています。
パワーアップした僕たちは、応援してくれるみんなのために、メンバー一人ひとりが愛している嵐のために、近い将来、絶対にグループ活動しようね。
でもその前に、まだ叶ってない夢、この5人で絶対にトップになろうね。
本当に本当に嵐でよかった。

相葉雅紀

 

ずっと気づいてたけど、相葉くんはやっぱり活動休止なんてしたくないんだよね。あの日から、未来の話をしてくれるのは相葉くんだけだった。不確定な未来なんて言えないことをわかった上で、未来について語ってくれる人がいるだけで救われた。その先を信じている人がいる、私たちも期待していいのだと思わせてくれた。この場で「近い将来、絶対にグループ活動しようね」と言い切った相葉くんは、紛れもなく本心で、なによりも心からの願いで。

翔くんは、いつも中立を保っている。だれもひとりぼっちにならないように、バランスを見ている。にのは、いつも場の空気を読んでくれる。軽い話題で、空気をやわらかくしてくれる。潤くんは、いつも熱くてまっすぐだ。でも、大人になったしやわらかくなったね、と思う。

大野くんは、きっとしんどい立場だと思う。いつも自分のわがままだと言うけど、そんなこと誰も思ってないよ。でもその言葉を何度伝えたって大野くんは納得してくれないんだろうな。実は意地っ張りで頑固だから、全部自分のせいにして自分で責任を取ろうとしてしまう。そもそも今回の発表、活動休止の理由をここまで具体的に発表する必要があったのか、とも思う。話し合った結果、だけでもよかったんじゃないの。きっとなんでも理由は作れたのに、その選択をしなかった。はっきりしない事柄にはみんな尾ひれをつけて好き勝手に解釈するから、きっといろんなよくない噂が出回ってしまっていたと思う。でも、大野くんが、はっきりと自分が悪者になることで、不明瞭な部分がなくなり、憶測でものをいう余白もないものになった。

でも、わがままだなんて、やっぱりそんな言葉を聞くと胸が苦しいよ。大野くんは、嘘がつけないしつきたくない、優しいから不明確な未来なんて語れない。そして意志が固い。かしこまった場で話すのが苦手だけどこういう場で言葉を間違えることのない大野くんが、考えて考えて、それでも「最後まで」という言葉が出たのであれば、大野くんの意思はものすごく固いんだろうな。きっと現時点では再開するつもりはない。ファンがそう思うんだから、メンバーなんてもっとわかってる。最後まで、という言葉を聞いた相葉くんの顔が見てられない。わかってて、それでも、どうにか留まってくれないかと、繋ぎ止めておけないかと、そんな切実さを感じる。潤くんが、最後まで、という言葉をふわっと言い換えてくれて、救われた。わかっていても、その言葉を聞くのはやっぱりしんどい。

 

嵐が目指すトップってどこだろう。この手紙の指すトップってなんだろう。いろんな頂点を経験したであろう嵐が未だに辿り着かない場所。それはきっと数字なんかで表せるものでも、明確な定義のあるものでもなくて。“終わりのない夢”のようなものだと思っている。

でも、この手紙においてのトップはきっともっと単純だよ。

ただ「ずっと嵐でいたい」という相葉くんの縋るような願いだと思う。

 

嵐が活動休止を発表したとき、再開することはないんだろうなと思った。理由はわからないけど、なんとなく、そう思った。でも、解散ではなく活動休止。嵐が永遠になるんだ、なんて思ったりもした。嵐は嵐を手放す気はなくて、でもただの生きた化石にだってするつもりはなくて、誰よりも嵐が好きだからこそ、なによりも嵐であることを選んだ。翔くんの「嵐が嵐のまま走り抜きたい。嵐を宝箱に閉じ込めておきたい。」という言葉がたまらなく好きだ。

そして、嵐は5人じゃないと嵐ではないこと。私にとっては当たり前だけど、嵐にとってもそうであることが嬉しかった。限りなく当たり前なことだと思っていたけど、案外難しいことなのかもしれない、そう思ってしまう出来事はたくさんあった。でも、嵐がなによりも嵐を選んでくれたこと、5人を選んでくれたことが嬉しかった。私はきっと5人じゃない嵐を好きにはなれない。5人だから、嵐なんだ。カウントダウンコンサートの4人の嵐だって、24時間テレビのオープニングの3人の嵐だって、足りなかった。さみしいとかじゃなくて、足りない。これは嵐の3人であって嵐ではない。5人が揃うまで嵐と名乗らなかった嵐がめちゃくちゃ好きです。24時間テレビのメインパーソナリティなんだからオープニングで自己紹介するのは普通でしょう。それを言わないの。言わなくていいの、みんな知ってるから。その実力を、地位を築いてきたから。5人集まってやっと嵐でーすと笑顔で手を振る嵐はすごく幸せそうで、私の大好きでたまらない嵐だった。

私が、嵐が活動を再開することはないと思っているのは、今でも変わらない。でも、未練はある。相葉くんが、活動再開を、なんなら休止取消を願っているであろうこと。他のメンバーだってそうだけど、相葉くんが、あんなにも言葉にして必死に伝えていること。その声が届くことはないんだろうなと思うとかなしいけど、それは誰が悪いわけでもない。誰かがやりたくないことはやらない、そんな嵐が大好きだから。

 

活動休止を決めたのは、私が大好きな嵐だ。誰よりも嵐が好きで、誰よりも嵐が大切で、誰よりも嵐に優しい嵐。誰かがやりたくないことはやらない嵐が出した結論。それなら私だって受け入れる。外野がなんと言おうと、嵐が納得して出した答えなら大丈夫だよ。だって、嵐は嵐がいれば最強だ。

 

あの日から、嵐は常に戦っている。心ない言葉や根も葉もない噂、間違った情報と。誤って伝わることがないように、いつも必死に自分たちの言葉で伝えてくれている。

活動休止発表なんて明るいとは言えないニュースがあったのに、あの日から嵐にはずっとずっと好きを更新させられている。嵐って、こんなにかっこよくてこんなに強くてこんなに聡くてこんなにあたたかいグループなんだと。嵐を好きでいることが誇らしい。

 

あの日、堅い表情をしていた大野くんを、メンバーが和ませて、表情がやわらかくなっていく大野くんに、嵐が好きだと泣いた。歌番組でうまく笑えなかった大野くんを、メンバーがいつも通りにしてくれた。潤くんは大野くんが楽しんでるか確認するように顔を覗き込んで、大野くんがそれに笑うと、嬉しそうに笑うんだ。みんなそうだよ。みんな、大野くんが楽しいと嬉しいの。幸せなの。だから、どうか。

 

大野くんへ

どうか、自分のわがままだと思わないでほしい。メンバーみんながそれを受け入れてくれたことを心苦しくなんて思わないでほしい。あと1年半もそんな気持ちでいてほしくないな。今までありがとうでいっぱいなのに。これからも変わらずにいてくれたらそれでいいのに。嵐の大野智でいてくれればなんだっていいんだよ。

 

嵐へ

20年間も嵐でいてくれてありがとう。

健康に気をつけて、どうかずっと幸せでいてください。

そしていつかその時が来たら、また5人で歌って踊っている姿が見られたらいいなと思っています。みんなで杖つきながら、ふらふらのA・RA・SHI踊ろうよ。

ずっとずっと大好きだよ。

 

 

まぁ実際その日が来てみないとなんにもわかんないよね!嵐が私の日常からいなくなるってどういうこと?全く想像できない!でもひとつわかるのは、きっと今よりとてもさみしいだろうなということ。やっぱり嵐がいない日常は物足りないよ。私の日常には、いつだって嵐がいるし、お休みしたって常に嵐はそばにいるんだけど、新しい嵐が更新されないのってさみしいね。あとね、4人はこれからも変わらずテレビで見ることができるんでしょ?それは嬉しい、とってもとっても嬉しい。語弊がないように強調させてほしい。でも、それぞれを見るからこそ、嵐を欲しちゃいそうだな。大野くんの生存連絡ぐらいはしてね。

 

夢見がちで綺麗なものが好きなもうひとりの私は、嵐が嵐のまま活動を永遠にお休みするっていう事実、ある意味滾ります。だってそれって嵐が永遠になるわけじゃん。誰にも穢されることなく嵐は今の嵐のままでいるわけじゃん。今の嵐を今の嵐のまま、嵐がまるで宝物みたいに、宝箱に閉じ込めておくんだ。嵐って、嵐を自分と切り離して見ていることがよくあるように思う。宝物なんだな。嵐にとって、嵐がいちばん大切。いやめっちゃエモいよねだって自分たちの嵐というグループを自分たちの手で宝物みたいに綺麗なまま永遠にしたいってそんな、正直本人たちの嵐に懸ける想いなんてどうやったって推し量れないよね〜どんな想いでこの20年間…ってそんなのもう嵐にしかわからない。嵐にしかわからないし嵐にしかわからなくていい。嵐だって嵐にしかわからない嵐が大好きだ。堂々とファンにマウント取ってくるんだもん、ずるいけどずっとそんな嵐でいてほしい。嵐は親しみやすくて優しくて先輩からも後輩からもみんなから慕われ好かれる国民的アイドルグループだけど、結構内弁慶だよね。嵐は嵐に優しい。

 

 

話がとっちらかっちゃったね!

とにかく嵐が大好きだよ~~~っていう話でした!!

 

嵐さん、24時間テレビ完走おめでとう。

なにも心配してなかったけど、もうおじさんだからな~って体調面だけちょっと気にしてました。

でもさ~~みんないい顔してたね!めちゃくちゃいい顔してた!

とても安定感のある国民的アイドルグループたる立派な司会ぶりでした。

誇らしくてまたさらに嵐が大好きになっちゃったよ。どうしよう。

 

本当に本当に長い時間お疲れ様でした!

どうかゆっくり休んでね。