デビュー前夜

2020年1月21日。

 

ジャニーズJr.最後の日。

SixTONESとSnow ManがジャニーズJr.である、最後の日。

 

ジャニーズJr.という表記が取れる日をずっと夢見てきたのに、いざもうそこまで来ていると思うとなんかさみしくてもったいない気がしちゃう。ジャニーズJr.っていいよ。でもその表記が取れた“SixTONES”は間違いなくもっといいグループになるよ。

 

デビューしたSixTONESにはやく会いたいような、でももうちょっとジャニーズJr.であるSixTONESに縋っていたいような気もする。なんか不思議だね。このドキドキとワクワクがずっと続いてほしいような気もするよ。ジャニーズJr.という括りに未練はないけど、思い出がありすぎるから、やっぱりちょっとじゃなくてだいぶさみしいな。それが明るい未来のためだとしても、卒業ってやっぱりどうしたってさみしいものだから。でもその先にあるのは待ちに待ってたCDデビュー。そう考えるとやっぱりワクワクが大きい。

 

 

ジャニーズJr.のSixTONESを好きになってからの私の人生、今まででいちばん楽しかったかもしれない。ジャニーズJr.を好きになるつもりなんてなかったのに、気づいたらすっかり夢中になってた。今までちゃんと知らなかったジャニーズJr.のことを知って、SixTONESだけじゃなくて、ジャニーズやジャニーズJr.のことも好きになった。なんか世界が広がって、楽しくて仕方なかった。

 

でも、ジャニーズJr.の世界は楽しいことだけじゃないのはずっと前から知っていて。Sexy Zoneを好きになって、彼らの歴史を遡る中で知ったB.I.Shadow。でも、恋する悪魔に出演していた子は、髙地くんでも北斗くんでもない知らない子だった。そして、健人くんと風磨くんはSexy Zoneとしてデビューした。じゃあ、あとのふたりは？って思ったこともあった。ただ当時はJr.を辿る術も知らなかったから特に気にかけることはなかったけど。学校の卒業、新しいグループのデビュー、そんな節々のタイミングで退所するJr.のことも、名前だけは知っていた。

私はどうしたって箱推しで、メンバーが減るのも、増えるのも、変わるのも、全部だめだと思うから、そんな不安要素の大きいジャニーズJr.を好きになりたくはなかった。だって、絶対しんどい。デビューできる人なんてほんの一握りで、ほとんどはそこに届かない。だから、できるだけ好きにならずに、ほどよい距離感でいようと思っていた。Sexy Zoneが好きだから少クラは観るし、そしたらJr.は自然と覚えるし、知っちゃったら愛着湧くし、未来を見届けたくなるし。

 

私はジャニーズJr.を追ってたわけじゃないから、SixTONESがジャニーズJr.を卒業したら、今までみたいにJr.のことを知る機会は少なくなるんだろうなあ。気づいたら新しいグループができていて、もしかしたらメンバーだって変わってるかもしれない。でも、少なくともこの2年間は彼らを見てきたから、どうしたって気にはなっちゃうし、遠くから応援はしてると思う。SixTONESが少クラに出演する以上は毎回観るわけだし。

 

 

あ〜〜いよいよデビューか。長かったね？粘ったね？たった2年半しか知らない私でも長かったと思うんだから、彼らがまだSixTONESという名前をもらう前から知っていたファンにとっては、本当に長かったよね。本人たちにとっては、もっともっと、うんと長かったはず。彼らの気持ちを推し量ることはできないけど、たぶんもっといろんな感情がごちゃまぜで、でも未来への期待で胸を弾ませてるんだろうな。

 

彼らを好きになるまでの話は以前別の記事で書いたので割愛するけど、それからのことは書いたことないな、たぶん。めちゃくちゃ濃かったよ。私の短いジャニヲタ人生の中でいちばん。

 

 

ジャニーズJr.卒業、おめでとう。

たくさんの悔しいや苦しいを乗り越えてくれてありがとう。

夢を、SixTONESを、諦めないでくれてありがとう。

ずっと6人でいる選択をしてくれてありがとう。

ジャニーズJr.のSixTONESを好きになれてとっても幸せでした。

ありがとう、大好きだよ。いってらっしゃい。