未送信ボックス/サマパラ2017レポ

書きかけのまま放置してしまっていた下書きがたくさんありました。

たぶんもう記事が完成することはないと思うのでここで供養させてください。

Sexy ZoneのSummer Paradise 2017編です。

※出てくる単語とかもろもろ公演直後に書いたものだという前提でお読みください

 

 

 

 

Summer Paradise 2017 ~Mission:K~

2017.7/29,30

 

私は、昨年の秋に彼らに出逢い、惹かれ、そして今、応援しています。

だから去年のサマパラは映像でしか知らなくて。私は健人くんのハニーにはなれなかったし、彼の世界観をこの目で直に観たことはなかった。でも、映像だけであんなに圧倒的な世界観を魅せつけられて、期待しないはずがなくて。とにかく楽しみでしょうがなかった。今年は彼は何に扮して私たちの前に現れるんだろう。私たちを何にしてくれるんだろう。ソロコンでの健人くんって、5人のライブでは観れないかわいいが詰まってて、いつもの何倍もきゅるきゅるしてて、健人くんもファンもお互いに甘々でデレデレで。とにかくかわいい健人くんがたくさん見られるから、フォロワーさんとも、それが楽しみだね、って話してた。

そしたら、ある雑誌で健人くんがサマパラについて語っていて。

ちなみに今回のサマパラは、ちょっと人間味を出すというか、男らしくいきたいと思っているんですよ。言葉で言うなら“ナメんな、世界”って感じ。 

(2017.7 QLAP!)

“ナメんな、世界”。えっなにそれ、かっこいい。私だってフォロワーさんと一緒にかわいい健人くんを楽しみにしていたけど、私はかっこいい健人くんがなによりも好き。かっこつけてる健人くんが好き。全力でかっこつけようとしている健人くんって、最高にかっこよくて、最高にかわいい。こんな事言ったら健人くんに失礼かもしれないけど、健人くんってお顔がめちゃくちゃにかわいいんですよね、大前提として。『Black Cinderella』や『Mr. Jealousy』ですごくかっこつけて踊っている健人くんの、少し顎を上げて見下すようにカメラを見るあの視線がたまらなく好き。あんなにかっこつけていて、あんなにかっこいいのに、お顔がどうしてもかわいい。そのギャップがたまらない。つまり、かっこつけた健人くんが見られるんだと、より楽しみになりました。前置きが長い。

いろいろ気持ちが追い付かないまま当日を迎え、ドキドキしながらグッズを購入し、にやける口元を抑えながら、楽しみだね、って何度も言い合って、開場の時を待ちます。そして、ついに会場へ。まず驚いたのが、開場が狭い!何度も映像では観ていたけど、思っていた何倍も小さくて、ステージがすごく近くて、ドキドキが止まらない。お腹痛くなってきた。開演前にはここさけの予告映像が流れ、会場の熱も上がっていきます。

 

暗転する会場、上がる悲鳴。

オープニング映像が流れ、ステージ上に現れた健人くんは、微動だにしない。やがて、ゆっくりとサングラスを外し、囁く。

「1000年先から君を守りに来た」

そして新曲『Mission』が流れます。うわ…めちゃくちゃかっこいい…!声も出ず見惚れてた。そのまま『Sun Burns Down』『Fly』『Black Cinderella』と踊りまくります。え、めちゃくちゃダンス上手になってない?!Snow Manもダンスやアクロバットが得意だという印象があったけど、6人と健人くんのダンスがぴったり揃っていて圧巻でした。そして『Fly』を歌ってくれるなんて。SMAPさんの曲に詳しいわけではないけど、この曲は健人くんが以前音楽番組で紹介していて、MVがとても好みで好きになった曲だったから、興奮が隠せず。演出まで完璧だった。『Black Cinderella』でアタッシュケースからガラスの靴を取り出してキスをするその仕草が美しすぎた。

と、オープニングからボルテージが上がりまくった。あーーーかっこよかった。めちゃくちゃかっこよかった。

もうとにかく健人くんがかっこよくて。かっこいい衣装、かっこいい曲、かっこいいダンス、とにかくこれでもかとかっこいいが詰まった構成で、健人くんのかっこいいがたくさん詰まっていました。めちゃくちゃにかっこいい。でもかっこいいと言っても、キラキラでかっこいいというよりは、男らしくてかっこいい、という印象。今っぽいというよりは少し昔っぽい、昭和のかっこよさかもしれない。もちろんキラキラはしてるんだけど、なんて言うのかな、男くさいかっこよさ。セトリや演出からは、そんな印象を受けました。特にアンコールの衣装なんか。正直今まで男の人の筋肉に魅力を感じた記憶はあまりないし、健人くんの鍛えた二の腕にときめかない少数派だったけど、ああたまらないって思ってしまった。盛り上がった筋肉に、腕に浮き出る血管に、ときめいた。おまけにシャツを破いて露わになる鍛え上げられた身体。めちゃくちゃ仕上げてきたね?!とにかく、とにかくかっこよかった。

私は何よりもかっこいい健人くんが好き。かっこつけてる健人くんが好き。全力でかっこつけようとしている健人くんって、最高にかっこよくて、最高にかわいい。こんな事言ったら健人くんに失礼かもしれないけど、健人くんってお顔がめちゃくちゃにかわいいんですよね。まず、大前提として。ブラシンやミスジェラですごくかっこつけて踊っている健人くんの、少し顎を上げて見下すようにカメラを観るあの視線がたまらなく好き。甘いセリフを言ったあとに、照れて笑っちゃう顔が好き。あんなにかっこつけていて、あんなにかっこいいのに、お顔がどうしてもかわいい。そのギャップがたまらない。健人くんがかっこいいを目指していることは知ってる。でも、アイドルだからかわいいって言ってくれるのも嬉しいと、私たちファンのかわいいを肯定してくれてもいる。ファンがかわいい健人くんを求めていることも、健人くんはきっと知ってる。以前ラジオでも少し話していたし、その葛藤ってすごくあると思うんだけど、今回はその上で全力のかっこいいをぶつけてきた。でもちゃんとかわいいも詰まってる。『CANDY』や『カレカノ!』の需要を知っている。こんなにかっこいいが詰まったライブなのに、レポはかわいいで溢れてる。健人くんの魅力だよね。かわいいもかっこいいも120%でやってくれて、しっかりと両立している。私は、男の子ならかっこつけていてほしい。かわいいを売りにしている男の子を、あまり好きになれない、勿体ないなと思う。だから、こんなにかわいいと言われてかわいいを求められようと、かっこいいを全力で追求し続ける健人くんがとても好き。かっこつけてる健人くんが大好き。だって、やっぱりなにをしてもかっこいい。顔や言葉、ましてやキャラでなく、立ち振る舞いや所作が上品で、王子様然としている。

『Mission』はムーンウォークあたりのマイケルっぽいところが好き。「君に…君に…」のフリも、囁くところの最高にかっこつけた顔も好き。『Fly』のカーテンの陰で、THIS IS ITのようなポーズをするところも好き。演出が天才。『もう君以外愛せない』の力強い歌声がたまらない。

そして、『CANDY』や『カレカノ!』、『Hey!! Summer Honey』の会場の一体感。ライブとして、最高すぎる盛り上がり。みんながこの曲を待っていたかのように会場のボルテージが上がり、踊り、歌う。こんなに楽しいことは他にはないってぐらいに。

このかわいいとかっこいいをやり切れる幅の広さは最大の武器だと思っている。どっちにも誇りをもってやりきってくれるところが、信頼に値するんだと思う。アイドルであることに誇りを持っていて、男であることにも誇りを持っている。ジャニーズであることに誇りを持っている。そんな彼だからこその強み。

 

『ディア ハイヒール』の演出についてはいろんな意見を見ました。賛否両論、とは言えないぐらい、否定的な意見が多かった。一緒に入った友人に「あの演出、賛否両論だね」と言ったら「え、いい意見あった?」って言われて「ものすごくオブラートに包みました」って答えた、それぐらい。肯定的な声を見かけなかったけど。悲しい声をたくさん見かけたけど、私にとってはそんなことなかったのにな。あのライブでなにひとつ嫌な光景なんてなかった。後ろ姿しか見えないカメラワーク。ちゃんと考えられていると思った。見つめあうことはできるのに最後まで触れることは許されずに彷徨うあの手が、切なくて、とてもリアルだった。私はあの演出は、すごく健人くんらしいなと思った。アイドルだ、って思った。

 

今回のライブでは、ケントロイドという設定の基だったけれど、私は中島健人を見せつけられたと思った。アイドルとしての中島健人も、男としての中島健人も、大好きな人の中にいる、ただの中島健人も。

 

 

Summer Paradise 2017 ~風 is I?~

2017.8/4,5

 

「僕は死んだ」という衝撃的な一言から始まるおよそ2時間のライブ。および、ストーリー。天才だと思った。12歳の風磨くんの後悔をなくすため、そして女の子との恋愛を夢見て、22歳の姿になって1日だけ戻ってきた風磨くんが正装で登場する。ポッケに手を入れて歌うシルエットがめちゃくちゃかっこいいの。その流れでの『東京ドライブ』もよかった。ジャケットを脱いで襟元を緩めた風磨くんが振り向くとサングラスをかけてて。楽しそうに歌う風磨くん、いきいきとしたちびジュとふたり。『SHAKE』を踊る風磨くんはめちゃくちゃ楽しそうだった。すごくいい笑顔だった。

そして新曲『My Life』。大人の恋愛だけれどとにかくおしゃれで爽やかで!風磨くんの言葉選びとセンスに脱帽します。

『愛ing』からの流れは本当に天才だった。風磨くんは本当に繋ぎがうまい。曲と曲との間の取り方が抜群に上手だ。去年の『愛ing』の反響を知っていて、さらに盛り上げてくる。散々煽った上で更にパワーアップして登場する。慎太郎くんがMission:Kのオマージュをしているのもすごく楽しそうで、盛り上がりに火をつけてた。もうとにかく楽しそうなんです。風磨くんとSixTONESが。すごく自由に歌って踊ってふざけて。3日目の夜には客席の反応に味を占めたかのようにふざけてステージから落ちちゃうんじゃないかってぐらいどんどん前に出てくる風磨くん。「愛してる」と何回も言わされる髙地くんのかわいさもさることながら「みんなでせーの!」\愛してる!/が最高に楽しかったです。曲が終わりちびジュが衣装を持ってやってくる。まさに、という衣装を着てローラースケートを履いて最高潮のところで突然に終わる音楽。\え〜〜〜!/の声をかき消すようにSUMMARYがかかり「夏が来たぞお前ら!いけんのか?!」と煽る風磨くん。負けない客席の盛り上がり。ふらふらな7人がかわいくってかわいくって。去年と同じく一発芸で責任を取らされるSixTONES。オーラスは風磨くんだったらしいですね。一発芸を求められメンバーのモノマネをする風磨くんは今まではきっと見られなかった風磨くんだ。

コントでは、昨年まで担当していたツッコミを全部樹くんに任せてボケ倒す風磨くんが終始楽しそうな笑顔を見せてくれていて。「キスがしたい!」「尊敬される父親になりたい!」どっちもかわいかったしおもしろかった。奥さん役の北斗くんがめちゃくちゃかわいかった。

愛してる 愛してる 君がいる 素晴らしすぎる

『喜びの歌』のこのフレーズ、「素晴らしすぎる」で大きく両手を広げて天を仰ぐの、なんかすごいグッときたなあ。

北斗くんがお立ち台で丁寧に手を伸ばしてハイタッチしてて、髙地くんはいえーいって感じで楽しそうにハイタッチしてて、ふたりともすごいかわいかった。

 

 

Summer Paradise 2017 ~VIC's sTORY~

2017. 8/10

 

まるで、ディズニーの映画みたいだった。

勝利くんがなにを見てなにを思って、どれだけの想いを込めてつくったライブなのかは、私には到底推し量れないけど、めちゃくちゃ考えてつくられたライブなんだということはとっても伝わってきました。勝利くんは「ファンの子は優しいから、溜めたら拍手してくれる。本当に楽しんでくれてるかは僕も考えないといけないところなんですけど。この拍手を信じようと思います」って不安げに言うから。ちょっとおちゃらけながらも、まっすぐな目で言うから。切なげに言うから。どうか楽しいって気持ちが伝わりますようにって、こんなに楽しいよって、手が痛くなるほどの拍手に込めました。勝利くんに届いたかなあ。

 

ミッキー達が今にも登場して踊り出しそうなロック調の曲に乗せてオープニング映像が流れ、幕が開く。新曲から始まるソロメドレーで最初から会場のボルテージも上がる上がる。新曲の『Sunshinesmile』はすごくかわいくて元気な夏の曲でした。『好きだよ』はとにかくかわいい。それと『まだ見ぬ景色』でジュニアの上に乗って歌うところで滑って落ちちゃったんだけど、綺麗に着地して何事もなかったかのように歌いながらジュニアの頭をくしゃってしたの、すごくかっこよかった。

そして少年隊さんの『まいったネ、今夜』と東山さんの『Secret Agent Man』を赤いキラキラのジャケットに黒のパンツで踊ってて、すごくディズニーを感じた。そこからの『Why?』で、ああ、大人になった、って思った。STAGEでは金色の衣装に金色の髪がよく似合っていたけど、暗い髪色に赤いジャケットなんてかっこいいに決まってる。そして『Young and Beautiful』のC&Rをジュニアと、ここめちゃくちゃ楽しかった。『好きだよ』はとにかくかわいい、かわいいの嵐。客席からかわいいがたくさん漏れてた。STAGEの『Slow Jam』の衣装でね、かわいいが溢れてました。

そしてMCへ。水を飲むだけで湧く客席に戸惑う勝利くん。きっと健人くんのせいだね?HiHi Jetと東京B少年との合計11人でお話してました。HiHi Jetとは交流あるっぽかったけど東京B少年とはあんまりないのかな?初日だったこともあり、まだ距離感が掴みきれてないのがかわいかった。HiHi Jetの猪狩くんがすごくトーク回してくれてて頼もしかった記憶がある。Sexy Zoneを出るとボケたがる勝利くんすごくかわいかった。「Sexy Zoneでは拾ってるから」と嫌そうな顔をしつつも嬉しそうに話す勝利くんがかわいかった。健人くんの名前を出すたびにMission:K の登場シーンの真似をする勝利くんがかわいかった。そして、見学。「豪華ですよ」と紹介され登場する風磨くんと聡ちゃん。オープニングと同時に会場がちょっとざわざわしてたから誰か来てるなってのは思ってたんですけど。まさか2人もいたなんて。「勝利が見に来てくれたから行かないとなって。松島とマリウスはマリウスが来てないから50%」って言ってたけど、なんだかんだ観に行くんでしょう。「楽しいね」って「あんな勝利の表情初めて見た」って、風磨くんが言ってくれてました。そして髪の毛をばっちりセットしてカメラを意識して踊っていたとバラされる聡ちゃん。2人の私服は、風磨くんが黒のTシャツに太めのパンツに薄い色付きのサングラス。聡ちゃんはピンクのゆるいTシャツにダボダボの淡い色のデニムの裾を片足だけロールアップして、黒のキャンパス地の厚底スニーカー。ロールアップした裾からはピンクに白のハート模様のかっわいい靴下を履いていました。「勝利に会いに行くからラブをテーマに」「(ピンクのTシャツが女の子と同じ色だと指摘されて)今日は女の子の気持ち」「勝利が俺より身長高いから対抗した」ととにかく勝利くん勝利くん。かわいくてちょっとこわい。風磨くんの「松島が言いたいのは〜」がめちゃめちゃかわいかった。取材用に3人で肩組んで、風磨くんが「勝利最高って言おっか」って言ってくれてみんなで叫んだ。うわあ見たことあるって思った。あれだ、映画の試写会だ!風磨くん天才!っていう都合のいい解釈をしてみたり。あと、潤くんからメールをもらったと自慢する勝利くんがすごくすごくかわいくて、もしかして日程が合えば来てくれてたかもしれない潤くんの真面目さと優しさに改めてときめいた。「俺と中島だとちょっと照れくさくて行けなかった時期とかあったけど、2人はちゃんと行くもんね」と勝利くんと聡ちゃんの関係性について、自身を振り返る風磨くんもよかったなあ。

『Last winter's night』を披露して「いい曲ですね」と一息置いてから、「冬は必ず春になるじゃないですか。当たり前のことです。当たり前なんですよね、楽しい時が来るっていうのは。難しいことかもしれないけど、僕は当たり前だと思ってる。みんなにとっても当たり前になればいいなと思ってます」と訴える勝利くんの言葉が、すごく心に響きました。

《Johnny's Jewely Juke Box》はすごいワクワクしました。あんな曲紹介の仕方、ワクワクしちゃうよ。「ARASHI」と出た瞬間の私の興奮は最高潮、踊りまくりました。あーー楽しかった。衣装もかわいかった。嵐のデジっぽい衣装でした。最近よく見るかばんの柄って言っても伝わる気がします。勝利くんのラップもね、かわいくてかっこよかった。

広いステージの真ん中で『ホタル』を歌う勝利くんを見ながら、いろいろ考えこんでしまった。勝利くんは、先輩方の強さもたくさん見てきたけど、理不尽もたくさん見てきただろうし、自分たちだって理不尽な扱いを受けたこともあっただろうに、それでもここにいることを選んでくれるんだなあ、って。不安だらけだろうなと想像するのは容易いけど。勝利くんは不安げながらもまっすぐに永遠を誓ってくれた。勝利くんが小さくも見えたし大きくも見えた。ステージが広くも見えたし狭くも見えた。

たくさんのジュニアを引き連れて歌い踊る『REAL DX』は圧巻の一言。センターにいた勝利くんは、紛れもなく帝劇を経験した勝利くんで。ジャニーズの伝統を受け継いだ勝利くんだった。

「『Triangle』は僕が初めて買って貰ったCD。両親の前で披露していました。SMAPさん本当にありがとうございます」とモニターに表示されて、心を込めて歌います、と。

『kiss you good bye』でもたくさんのジュニアを引き連れてマーチングのように歌い踊り演奏して。全先輩方の曲を披露した最後は、これぞジャニーズ!という伝統で締めてくれる。伝統だけど、ホルンという新しい風もある。大迫力で幕が降りる。まさしく映画だった。

幕が閉じて、スクリーンに映し出される勝利くんの言葉。

僕の人生を映画にしてみました。

直接的には表現していません。僕の悪い癖ですね。

素敵な人になってくれたら嬉しいです。

僕に頼らなくても幸せになってください。

この物語は全て事実に基づいています。

そして、大きな勝利コール。再び幕が開くと階段の真ん中に勝利くんがひとりで立っていて、深く頭を下げた。そして話し出す。ああ、この人の人生なんだって。主演であり、脚本家であり、監督で。勝利くんの全てで。まるで舞台挨拶だった。語り出すんです、この映画について。「思いついちゃったんです、この天才が」なんておちゃらけながらも、「僕の名前に、僕が今までやってきた想いが込められるなと思って。本来は挨拶をする予定はないんですが、初日、特別な日ということで挨拶をさせていただきました」と頭を下げるのも、舞台挨拶みたいで。「あまり見たことのない、ちょっと変わったライブになったかなと思いますけど、僕たち、スタッフと一緒に作って、ファンの子が、受け入れてくれたらこれでやろうと」客席からは拍手が起こって。「まあ、みんな優しいからね。溜めて言ったら拍手はくる。だから、本当に楽しいかどうかは、僕がどう感じ取ればいいかは僕が考えなければいけないところですが、今の拍手を、僕は信じようかなって」ここで今日1番の大きな拍手。みんなの想いが乗った大きな拍手が長く続いた。ここで照れ隠しで落ちてる紙吹雪を客席に投げるの。かわいい。「勝利って名前でやってるから、失敗は許されないというか。自分の名前に誇りを持ってやってるから、これでみんなが楽しんでくれなかったら、勝利という名前でやってる分、覚悟を決めてやってるので」とまっすぐに言うんです。少し長めに話しますと言って。「先輩グループの全ての曲をやりましたが、僕の人生で、ジャニーズはね、外せないと言うか、それが1番なんで。敬意を込めて全ての先輩グループの曲をやらせてもらいました。自分にとっても大きな意味があるのかな。ジャニーズはね、何があっても永遠だと込めました」泣きそうになって、たくさんの拍手をもらって、「湿気がね、花粉症なのかな、かっこよくクールに喋ってたと言ってください、ものすごく、冷静だったと」なんてふざけながら、「ジャニーズっていうのは、本当に、永遠に、僕たち、Sexy Zoneが、これからしていきます。Sexy Zoneが、今日来てくれましたが(風磨くんと聡くんが見学に来ていた)、みんなと一緒に頑張っていきます。僕が、僕も、僕がって言ったほうがかっこいいね。僕が1番頑張んなきゃいけないという想いはありますが、今後も、絶対に、頑張らせてもらいます」と。20歳で、セクシーゾーンだけでなくジャニーズを背負うと。そう言って、深くお辞儀をして。階段を登って振り向かずに涙を拭って。振り返って、拭えきれない濡れた目元を見せて降りていく。幕が閉じる。

公演終了のアナウンスが流れても鳴り止まない大きな勝利コールが、とても力強い勝利コールが、印象に残っています。すごく泣きそうで、鳥肌がたった。最近はアナウンスが流れたら諦めるライブを多く見て来たから。ファンの想いがこんなに1つになる瞬間に立ち会えたことが嬉しくて、精一杯叫んだ。勝利くんの見せた涙は悲しいものではないけど、それでも冬が来れば朝が来るんだから、笑ってよ、笑顔を見せてよって。でも、それよりも。ファンのみんなの想いが込もったコールだと思った。楽しかったよって伝えたくて。伝わってほしくて。出てこなくてもよかった、このコールは勝利くんに届いていたはずだから、本当に楽しかったこと伝わったんじゃないかなって。少なくとも私はそう思って叫んでいたし、そんなコールに聞こえた。スタッフさんの声も搔き消す大きなコール。数分経って、大きな拍手で幕を閉じた。幕が閉じても鳴り止まない拍手は、超大作だったってことですよ。楽しかったよっていうファンの想い、伝わりましたか?

今回のセトリを改めて見て。全先輩方の曲をやらせてもらったとの言葉を聞いて。ああ、どこまでもセンターだと。セクシーゾーンのセンターを背負うだけじゃなく、ジャニーズのセンターを背負った。王道を見せてくれた。これがジャニーズだと。ああ、どこまでもセンターだって思いました。

勝利くん、すごく大人になった。ダンスも歌もとても上達してたんだけど、それだけじゃなくて、表情や仕草も大人になってた。大きくなったんだなあって思った。同い年だけど、すごく大きく感じた。昨年ほどステージが広く感じなかった。健人くんとも風磨くんとも違う勝利くんのライブで、とてもいいライブだった。「セクシーゾーンがジャニーズを永遠にする」と言った言葉は信じられた。STAGEで「何十年先も愛します」とまっすぐに言った彼だった。とても大きなものを背負おうとしている。勝利くんは最後に「僕に頼らなくても」って私たちに伝えるんです。でも、勝利くんは。勝利くんはどうかメンバーを頼ってね。人に頼るのが苦手なことは知ってるけど。でも、頼っていいんだよ。ひとりで背負わなくていいんだよ。5人で頑張ると言ったけど、僕が1番頑張らなくてはとも言っていた。センターは堂々といてくれるだけでいいと風磨くんも言ってたように、気負いすぎずに、変わらずにいてほしい。

私は他のグループに疎いので、正直今回のセトリは知らない曲が多くて。みんなが盛り上がってた『Fly』や『THE D-MOTION』も知らなかった。でもそれらを歌う勝利くん、すごくかっこよかったです。『罪と夏』も知らなかったから、「今、君の八月の全てくれないか?」に\ハーイ!/と言えなかったことだけが心残りです。ぐすん。山下くんの曲は歌うだろうと思ってたのでちょっと予習していてよかった。

勝利くん、去年よりも、ダンスも歌もものすごく上手になっていた。低温から高温まですごく綺麗に出ていたし、ステージが狭く感じるぐらいの存在感があった。

 

勝利くん、「今日は特別な日」って何度も言ってたんです。ただの初日ならいいけど。ただの決意の日ならいいけど。

あと、Jr.の話をします。と言ってもお名前がわかんないんだけど。お立ち台から1人のファンに握手したらどんどん手が出てきて、ぺこぺこしながらみんなと握手してたHiHi Jetの子がかわいかった。誰だろう?

 

 

Summer Paradise 2017 ~So what? Yo lo!~

2017.8/19,20

 

夏来いと 願った先に 天使たち

え~~なにそれずるい!かわいい!天才!そんな情緒から始まりました。

Lady ダイヤモンド』『キャラメルドリーム』『Sexy Summerに雪が降る』『Hey you!』、冒頭からみんなで歌って踊って騒いで、楽しいの大渋滞。

そして、大きくなったマリちゃんの、圧倒的なステージ。『Welcome to  the paradise』を歌うマリウスを見て思わず泣いちゃった。すごい。いつかミュージカルやってよ。海外で、ブロードウェイで。すごく大きく見えたんだよね、思っていた以上に成長してて、本当に、大きなステージで歌うマリちゃんが見えた気がした。そこからの『ダンケ・シェーン』は、あんなにかわいい曲なのに、歌詞がとても沁みる。音源だけを聴いてた頃にはあんまり感じなかったんだけど、STAGEでダンケシェンを聴いて沁みるなあって思って、今日聞いて改めて思った。2度目なのに、ちょっと泣いた。

幼い頃は 夢のまた夢 今この場所で 歌えるなんて

ありがとう込め みんなに送る

僕からとっておきの贈り物 素敵なLove song

ここでステージをなぞるマリちゃんとこの歌詞がリンクして、涙が出た。

GAMEでSTAGEの衣装で歩いてくるマリちゃんがめちゃくちゃかっこよくて、最強で、マリウス様、シュミッヒ様、って感じで。本当に最強だ!って思った。あとSTAGEの衣装はずるい。しかもこの曲で!大好きで、イントロで文句なしにあがるんだけど、いやいや、聡マリが?!だめです、やばかった。『Perfect Potion』で椅子に座って歌うんだけど、足の開き具合、組み具合、魅せ方、聡ちゃんがすごく健人くんだった。聡ちゃんは帝王だって思ったし、マリちゃんはどこかの国の貴公子だった。

そして聡ちゃんの『Mermaid』がとっっってもかわいすぎる。それに歌詞がずるい!まっすぐでかわいい!”Mermaid=ファン”と伝えておいて、「会いたかったよずっとMermaid 夏よ来い 願ってきた」「離したくないよずっとMermaid 夏の恋 終わりたくない」「溺れてしまうよ待ってMermaid 夏の魔法 かかったみたい」「隣にいてよずっとMermaid この季節 永遠にしよう」「絶対君を 幸せにするから 僕の手を取って」なんてずるすぎるしこれで私の夏は終わりだって思ってたのに夏終わりたくなくなっちゃうじゃん…引きずっちゃう…

マリちゃん、すごかったね。いつの間にそんなに大きくなっていたの?『Welcome to the paradise』と『Déjà-vu』のとき、ここがTDCだとは思えなかった。ステージは狭く感じたけど、会場は広く見えた。マリちゃんが小さいのではなく、演出が、マリちゃんの存在感が、ここはTDCなんかじゃなくドームなんじゃないか、ブロードウェイなんじゃないかって。『Welcome to the paradise』のミラーボールの光る空間でステッキを回しながらジュニアを率いて歌うマリちゃんがあまりにも大きく見えて、綺麗で、美しくて。そして『Déjà-vu』がとんでもない。真っ黒のモニターに白文字で大きく歌詞が出て、マリちゃんが白いライトを浴びながらゆるく踊るように歩いて歌う。モニターの前で歌に合わせて。ここはどこ…?海外…?ミュージカル?ブロードウェイ?とにかくすごく、すごく大きなところでやっているマリちゃんが見えた。浮かんだ。いつか絶対、って。ドームで『Welcome to the paradise』を歌うマリちゃんが見たいなあ。サビ部分だけだったけど、マリウスが作詞した『そばにいるよ』の英語ver.が素晴らしくて、この人がいたら間違いないなあって思った。スクリーンには、それをさらに和訳したものが映されていた。

自分自身のままでいられないとき

あなたのことを心から愛しているわたしのような人が常にいる

星が見えないときは自分が星になればいい

自分自身を引き離さないで

あなたはあなたのままでいて

わたしはわたしのままでいる

あと、聡ちゃんめちゃくちゃトーク上手くなったね。マリちゃんといるといつもよりずっとお兄ちゃんに見えた。マリちゃんに振り回されるだけじゃなくて、ちゃんと返して、軌道修正もできるようになってて。何度も軌道修正しようとしてたね、できてない時もあったのがかわいかったけど、本当にしっかりしてた。マリちゃんも、そんな返しできるようになったんだ?って。2人のMC、めちゃくちゃおもしろかったよ。

MCも終わりに近付いたとき、寂しがる客席を見てマリちゃんが、「僕たちがそばにいるから」「だってこんなに近くにいるんだよ?」ってステージの前に乗り出てアリーナな前の子から上の方まで手を振ってくれて。リップサービスとかじゃなくて、本当に思っていてくれてるんだって、わかったから。すごく泣きそうになった。

あとWECではもう曲がないのに「俺が出たいから出てきちゃった」って笑って言った聡ちゃんが本当にそう思ってくれてるんだなってかわいいや愛しいが溢れた。鼻の下投げキッスをしてくれてとってもとってもかわいかった。

 

今回のサマパラ、このライブが1番衝撃的だった。なんだろう、成長がこわかった。5年でここまで変わるのかと、この5年間は彼らにとってどれだけ濃いものだったんだろうと。聡ちゃんとマリウスが「We're Sexy Zone」と何度も叫ぶ光景は圧巻で誇らしくて泣きそうだったなあ。

「これからの人生を、Sexy Zoneに!よろしくお願します!」って叫んでいたのも、「そんなのもうとっくに!」って叫びたかったし、嬉かった。重いね。彼らの愛も、私の愛も。

 

「Mission:K」「風 is I?」「VIC's sTORY」「So what? Yo lo!」と繋いできたサマパラ。

最後に全ての公演タイトルを叫んでジュニアに拍手したの、”Sexy ZoneのSummer Paradise 2017”の締めくくり感があってよかった。